55歳で転職して61歳でミセスなでしこ日本準グランプリを受賞、65歳になった暁には起業をしたいという長野県在住の野中美智子さんのご紹介です。
そのバイタリティーの源を教えていただきたく、手記をお願いしたところ快くお引き受け頂くことが叶いましたので、ぜひご一読ください。
野中美智子
ミセスなでしこ日本準グランプリ2023
なでしこ日本認定講師、
愛知和装コレクション担当講師
軽井沢着物木蓮 店主着付け師
まほろば佐久ふるさと観光大使
FMさくだいらラジオパーソナリティ
跡見学園短期大学家政科で和裁を学び、大塚テキスタルデザイン学校(夜間)で染織を学びました。
叔父が呉服店を営んでおりましたので、幼い頃から着物に親しんでおりました。
着物の世界へ進む事が夢でしたが、父が中学の時に他界した関係で、家業のペットショップを手伝う事となりました。
トリマーとしての技術も学び、ペット卸会社経営の主人と出会い、ペットショップ経営、トリマー講師も務め、育成に励み、35年を過ごしました。
おかげさまで予約の取れないペット美容室として、地域1番店となりました。
子育てと仕事に追われる日々でしたが、それでも着物への情熱は忘れられず、お休みの日は、着付け教室に通い、講師の看板をいただきました。
そして55歳の時、今までの生き方を見直し、本当にやりたい事を見つめ直して、軽井沢に長年の夢でした、呉服屋さんをオープン致しました。
小さいながらも親しみのある着物屋さん、気軽に学べる着付け教室!
そして60歳になり、新たな挑戦として京都和装コレクションなでしこ日本コンテストに出場し、落選を経験。
リベンジして、念願のミセスなでしこ日本長野県代表となり、全国大会へ進出。ミセスなでしこ日本準グランプリを頂きました。
コンテストの時のスピーチの「今日も頑張る美智子さん!」は、今では私の人生のキャッチフレーズ、私自身の毎日の目標となっています。
これまでの人生で一番嬉しかった事は、軽井沢に着物屋さんを出したいと、主人に伝えた時、「ママはこれまで一生懸命、仕事と子育て頑張ってきたんだから、これからはママのやりたい事をやりなさい!」と言って、背中を押してくれた事です。
自信が無くなって迷っているといつも、ママなら大丈夫!ママが1番!とって言ってくれる、いつもそばにいて、味方していてくれる人がいるという事が、私の人生にとって一番大切で嬉しい事です。
●これからの夢
55歳で35年勤め上げた仕事を辞めて転職し、60歳でコンテストに出てタイトルを頂き、地域活性化のために、ふるさと観光大使も努めております。
次の目標は、65歳で新たな起業をする事です。「今日も頑張る美智子さん!」に負けないよう幾つになっても、頑張っていきたいと思います。
美智子さん、お忙しい中ありがとうございました。
美智子さんはご自身のSNSアカウントで情報発信されていますので、こちらもぜひご参照ください。
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