プロ家庭教師の中村美香さん「日本の大切な文化を後世に伝える一端を担えれば」

東京都内で36年間、プロ家庭教師として生徒さんを指導されている中村美香さんは、本日が55回目の誕生日。

これまでの人生のみちのりを教えていただきたく手記をお願いしたところ、快くお引き受けいただきましたので、ぜひご一読ください。

中村美香

昭和45年(1970)4月生まれです。

昨年4月に「ミセスなでしこ日本」のファイナリストになり、母が仕立ててくれた加賀友禅を綺麗に着るために12キロ痩せました。抗癌剤で太った身体を戻したくて、生まれて初めてダイエットしました。

【経歴】
茶道、華道教授の母に育てられ、小さい頃から琴・華道・茶道などの稽古が日常でした。

国立音楽大学の附属小学校へ入学。バイオリン、ピアノ、声楽、リトミックが授業に組み込まれていました。

大学はバイオリン専攻として、東京学芸大学教育学部へ入学。19歳から始めた塾講師&家庭教師のやり甲斐に魅了され、36年間、プロ家庭教師として教え続けております。

母が亡くなり、和箪笥が我が家に移り、母が仕立てた着物を着ないのはもったいないと着物生活を始めたのが5年前。

コロナ禍で息子の成人式も中止となり、残り少ない家族イベントに、さっと着物を着て出かけられるようにしたかったためもあります。

裏千家茶道の茶名もいただきましたので、もともと着物は着られましたが、時間がかかっていました。毎日、着物を着ることで、自分の身体に合った着方や工夫をしており、今はセルフ髪+化粧+着付けで30分くらいです。

【ピンチ】
7年前に悪性リンパ腫と診断され、抗癌剤治療をして寛解中です。髪は全て抜け落ち、手足の痺れや吐き気から日常生活もうまく送れず、家族や生徒たちに迷惑をかけていることが辛かったです。ペットボトルの蓋も開けられず、生徒に開けてもらって授業をしていました。
【嬉しかったこと】
昨年「ミセスなでしこ日本」で、準グランプリをいただいたことです。東京都代表として出場し、スピーチとポージング、ランウェイの歩き方を、仕事の合間にずっと練習して臨みました。

【夢&目標】
生徒たちは着物の帯周りが大好きです。帯締め、帯留など、楽しみにしてくれているので、季節を表すものやイベントに関連する長着や帯、小物を選ぶ時間も、授業準備の一つになっています。

社会の伝統的工芸品に関する単元は、本物を見て触れるよう、本物を身につけていきます。
受験業界はたしかに勉強メインで教えていますが、日本の大切な文化を後世に伝える一端を担えれば、嬉しいと考えています。

また、私が着物を着て歩くことで、素敵だなと感じて、和装を楽しむ仲間が増えてくれたらいいなと思います。


美香さん、お忙しい中ありがとうございました。

美香さんんはご自身のSNSアカウントで情報発信されていますので、こちらもぜひご参照ください。

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